「医療現場における新医薬品の評価の手引き」の公表
2024年4月22日 06時00分2024年 4月 22日
一般社団法人日本医薬品情報学会
学術委員会
新医薬品は一定の有効性と安全性が評価されたのちに上市されるものですが、医療現場での使用経験がないことや、開発時の情報だけでは適正使用の観点から不足する点もあります。したがって、市販後にその医薬品を医療現場で有効かつ安全に使用するためには、その医薬品の特性や注意点、不足している情報などを十分に理解し、適正使用のための対策を検討することが重要です。そのためには、その新医薬品の情報を適切に評価して、有効に活用する必要がありますが、医療現場で新医薬品の情報をどのような視点と手法で評価・活用するかを解説した手引きがありませんでした。そこで、日本医薬品情報学会では新設された学術委員会において、「医療現場における新医薬品の評価の手引き」を作成しました。
本学会会員のみならず、病院、薬局、在宅などの医療現場で活躍される皆様に、本ガイドをご活用いただければ幸いです。