医薬品情報学会 若手の会とは

 以前活動していたJASDI-NET委員会の流れを受けて、知識を得るための座学よりも参加者でディスカッションできる場を提供することを目的とした会である。

 具体的には、1) 講義+スモールグループディスカッション、2) 施設見学+スモールグループディスカッションなどを活動の基本方針としている。

 

【本会の方向性】

  1. 医薬品情報を軸とし多業種間で様々なテーマの議論が行える場の提供
  2. 議論を通して多業種間での交流を図る場の提供
  3. 医薬品情報専門薬剤師を目指す者の取得に関する相談の場の提供

JASDI若手会(仮)ブログ

JASDI若手の会 第4回報告

2021年6月25日 12時49分

2021年6月12日(土)Zoom®にてオンライン開催された、

第4回JASDI若手の会について御報告致します。

 

<テーマ>

「薬局における検査値の活用」

 

<プログラム>

14:00~14:05 開始挨拶・スケジュール説明

 

14:05~14:45 ご講演

「薬局における検査値の活用」

一般社団法人 滋賀県薬剤師会 会営薬局

野村 政子 先生

 

14:45~14:55 休憩

 

14:55~15:25 スモールグループディスカッション

 スモールグループディスカッション テーマ 

・処方箋への検査値記載において障害となっていることは何か。

・検査値記載により生じるメリット、デメリット(病院側、薬局側、患者側のそれぞれから)

 

15:25~15:55 各グループの発表と議論、統括

 

 

<まとめ>

新型コロナウイルス感染症流行を鑑み、今回もZoom®によるオンライン開催形式で研修会を実施する運びとなりました。

 

野村先生のご講演では、検査項目ごとに症例や疑義照会例を交えて検査値の活用方法を解説頂きました。

生活習慣の変容が必要な症例では服薬指導で丁寧にアプローチするなど、個々の症例に合わせ多角的な判断や対応を行うことの大切さをご講演頂きました。

 

スモールグループディスカッションはZoom®のブレイクアウトルーム機能を活用し、4グループに分かれて上記2つのテーマについてグループディスカッションを行いました。

このグループディスカッションには、講演に引き続き演者の野村先生、さらに滋賀県薬剤師会会営薬局の十亀先生にも御参加頂き、30分が短く感じるほど実りあるひとときとなりました。

JASDI-NET委員会

◇◇◇JASDI-NET委員会とは◇◇◇


日本医薬品情報学会の若手会員が中心となって組織された勉強会で、2000年6月に第1回開催以来、定期的に(原則として4ヵ月に1回)開催している。「リスクマネージメントと医薬品情報」、「本音で語る製造販売後調査調査」など、毎回異なるテーマを定め、それに関係する講師を招聘し、あるいは会員自らが演者となって基調講演を行い、その後出席者によるディスカッションを行っている。本会は、このディスカッションに重点を置いており、毎回活発な議論、意見交換がなされている。


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