医薬品情報学会 若手の会とは

 以前活動していたJASDI-NET委員会の流れを受けて、知識を得るための座学よりも参加者でディスカッションできる場を提供することを目的とした会である。

 具体的には、1) 講義+スモールグループディスカッション、2) 施設見学+スモールグループディスカッションなどを活動の基本方針としている。

 

【本会の方向性】

  1. 医薬品情報を軸とし多業種間で様々なテーマの議論が行える場の提供
  2. 議論を通して多業種間での交流を図る場の提供
  3. 医薬品情報専門薬剤師を目指す者の取得に関する相談の場の提供

JASDI若手会(仮)ブログ

JASDI 若手の会 第2回報告

2020年8月27日 01時49分

去る2020年7月18日に、新型コロナウイルス感染状況を勘案しオンライン開催された、日本医薬品情報学会 若手の会(仮称)について報告します。プログラムは以下の通りであり、医薬品情報学会 理事の先生方にもオブザーバー参加頂き、積極的なディスカッションがなされていた。

<テーマ>

「“適応外・未承認薬”を使用するためにはどのような情報を収集し、判断しなければならないのか」

 

<プログラム>

14:30 Web講演会に際し、動作や聴講環境、注意事項の確認

     初参加の先生がたの自己紹介

15:00 開会の挨拶

15:00~15:50 若林 進 先生によるご講演

「緊急事態宣言下での適応外・未承認薬の適用と

販売情報提供活動ガイドライン」

15:50~16:30 スモールグループディスカッション(以下、SGD)

16:30~17:00 各グループの発表

17:00~    Web懇親会、フリートーク

 

まとめ

旧JASDI-NET委員会から時を経て、2019年秋より再始動した日本医薬品情報学会 若手の会(仮称)であるが、当初4月頃の開催を目指していたものの、新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い、開催方法の再検討を余儀なくされた。

昨今充実しつつあるWeb会議方式を採用し、ご講演の聴講ならびにスモールグループディスカッション、その発表と一連の流れをオンライン上で実施することができることが明らかとなった。今後も定例会として医薬品情報を志す若手薬剤師が、本音でディスカッションできる場として少しずつ活動の幅を広げていけたらよいと感じた。

なお、今回はZOOM®を用いたWebによるオンライン開催にて研修会を実施した。オンライン開催は、運営する側も参加する側も、ある程度の「慣れ」が必要であった。ただし、SGDは、ZOOMの機能の一つであるブレイクアウトルーム機能を用いることで比較的スムーズに実施可能であった。今後もコロナの状況によっては同様なオンライン開催を予定している。

JASDI-NET委員会

◇◇◇JASDI-NET委員会とは◇◇◇


日本医薬品情報学会の若手会員が中心となって組織された勉強会で、2000年6月に第1回開催以来、定期的に(原則として4ヵ月に1回)開催している。「リスクマネージメントと医薬品情報」、「本音で語る製造販売後調査調査」など、毎回異なるテーマを定め、それに関係する講師を招聘し、あるいは会員自らが演者となって基調講演を行い、その後出席者によるディスカッションを行っている。本会は、このディスカッションに重点を置いており、毎回活発な議論、意見交換がなされている。


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