<まとめ>
今回は”医薬品情報業務の進め方2018”について、作成に携わった大野先生よりご講演頂きました。
”進め方2018” の作成当時の状況や、現状と照らし合わせた上での課題などをお話いただきました。
◇討論課題
・”進め方2018” は、現状に即して改変が必要か?
・病院薬剤師を主語に置いた際に、改定すべき業務、追加すべき業務・項目は?
・日病薬(病院薬剤師)とJASDI(その他、薬事関係者も含まれる)とで、どのように進めていくべきか?
・病院薬剤師以外からの目線をどのように盛り込んでいくか
グループディスカッションでは、”新たな業務を加えた改訂が望まれる” との意見と、”現状、進め方2018も十分に吟味・遂行できていない中での改訂は時期尚早” との、いずれも現場の実情を踏まえたそれぞれの意見が挙げられました。
改訂・追加すべき業務や項目として、「供給問題の情報収集」「採用薬のマスタの管理」「AIの活用」「教育内容の充実」「薬局との連携の充実」など、多数の意見が挙がりました。
病院薬剤師以外のみなさまからの多角的な視点やコメントも加わり、議論が一層深まりました。
若手の会は、今後とも参加希望の先生方も迎えながら、全員参加型でテーマやアイデア、また運営も含めて行い、医薬品情報を軸とし多業種間で様々なテーマの議論が行える場の提供をしていきたいと考えております。