令和5年度第4回JASDI フォーラム
令和5年度第4回JASDI フォーラム(WEB 開催)
OTC医薬品/濫用の恐れのある医薬品等の医薬品情報
~適正使用のために何を知り、どう伝えるか?~
近年、一般用医薬品(OTC医薬品)を取り巻く環境は大きく変化しています。平成26年6月からOTC医薬品の販売制度が変更され、多くのOTCはインターネット経由で購入可能となりました。さらに、平成29年1月にはスイッチOTCに対してセルフメディケーション税制が適用されました。これらにより、国民の自発的な健康管理や医療費の適正化が期待されています。一方、OTC医薬品の不適切な使用による健康被害も問題となっています。これを受け「濫用等のおそれのある医薬品」は、令和5年2月8日付け薬生発0208第1号厚生労働省医薬・生活衛生局長通知により、令和5年4月1日より指定範囲が変更されました。このような現状からOTC医薬品を販売する際には、これまで以上に濫用等に関する防止啓発に努める必要があります。
そこで、本フォーラムでは、薬物依存や救命救急、OTC医薬品提供など様々な立場の先生をお招きし、OTC医薬品の適正使用について現状の課題と今後の在り方について議論したいと思います。
日 時:令和6年3月23日(土)13:30~16:50 (ログイン開始13:00 から)
場 所:ZoomによるWeb形式
主 催:日本医薬品情報学会(JASDI)
〔プログラム〕
13:30~13:35 開会挨拶 (一社)日本医薬品情報学会 理事長 林 昌洋
座長:(一社)日本医薬品情報学会フォーラム委員会 寺嶋 裕佳
13:35~14:05 講演:セルフメディケーション推進とOTC医薬品の適切な使用と普及について
日本OTC医薬品協会 磯部 総一郎
14:05~14:35 講演:OTC医薬品の特徴と販売時の注意点
Fizz-DI代表 児島 悠史
-休憩(14:35~14:50)-
座長:(一社)日本医薬品情報学会フォーラム委員会 安島 秀友
14:50~15:20 講演:「助けて」が言えない子どもたち -市販薬乱用のゲートキーパーとしての薬剤師-
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
薬物依存研究部 心理社会研究室長 嶋根 卓也
15:20~15:50 講演:若年者のOTC医薬品による急性薬物中毒の対応
埼玉医科大学病院 薬剤部 鈴木 善樹
15:50~16:40 総合討論
16:40~16:50 閉会の挨拶 (一社)日本医薬品情報学会フォーラム委員会 委員長 舟越 亮寛
・フォーラム参加費: 会員3,000 円、非会員5,000 円、学生1,000 円
(支払い決済サイト イベントペイで入金確認後、システムからアクセス情報(アクセスコード、
パスワード、アクセス先のリンク)をお送りいたします)
・申込方法:支払い決済サイトよりお申し込みください
(アクセス先:https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=7217272112495059&EventCode=2807563344)
・申し込み締め切り: 令和6年3月16日(土) ただし、定員に達した場合は途中で締切ります。
本フォーラムは、「医薬品情報専門薬剤師」と「認定薬剤師」の認定及び更新のため、日本医薬品情報学会が指定する講演会です。
本フォーラム 1 回の出席、「受講証明書」をもって認定単位「5 単位」が、また「受講証明書と指定の研修レポートの提出(証明書)」をもって更新認定単位「5 単位」が取得できます。研修レポートの提出など詳細は、JASDI ホームページでご確認下さい。 詳細は日本医薬品情報学会のホームページをご確認ください(http://www.jasdi.jp/)
希望者には「日病薬病院薬学認定研修単位シール(申請中)」を配付予定です。
・開催案内PDFファイル